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パート保育士が感じる疎外感

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保育士の仕事

こんにちは😊

独学で保育士資格を取得後、保育園でパート勤務をしている保育士ママです。

今回のテーマは【パート保育士が感じる疎外感】です。

たまに、保育情報を検索しながらネットサーフィンをしていると

「パート保育士は疎外感を感じる」

というものを目にする事があります。

私自身も4年ほどパート保育士を経験者し、その“感覚”は分からなくありません。

正社員保育士とは、やはり完全に心を1つにできない、と言いますか。

何年働いても、いつまでも職場でアウェイな感覚が抜け切れない…というような。

私自身、3つの保育園での勤務を経験しましたが、やはりどこで働いても「正社員との差」ってありました。

でもそれって当然です。

だって週に2〜3日しかいないのだから。

心理学用語で「単純接触効果」という

人は繰り返し接すると、好意度や印象が高まる

というものがあり。

どうしても

「いたりいなかったりする」

「いても短時間で先に帰宅する」

というパート保育士は、正社員保育士と“同じ心の距離”にはなれないんです。

だって行事の立案にも参加してないし、園内会議にも出席してない。

子供達のきめ細かな毎日の様子や成長だって、毎日見てないから完璧には把握できない。

そりゃあ、毎日出勤している正社員と同じになんて、なれる訳ない。

「正社員ともっと心の距離を縮めたい!」

と思ったら、自分も正社員になるしかないような気がします。

でもやっぱり、

「家庭の事もあったり、子供のお世話もある」

「そろそろ親の介護も始まりそう」

「残業なんて、絶対にできない」

「早めに出勤して仕事をこなす、なんてことも無理」

ということであれば、パートとして働くしかない。

自分の都合に合わせて働ける、というパートのメリットを活かして。

では、そんなパート保育士を選択肢として選んだ場合、どうやって職場に溶け込めばいいのか。

それは

“どうしたらスーパーサブとして保育に貢献できるか”ということをいつも念頭に置いて働く

ということに尽きると思っています。

これをいつも心に置きながら仕事をしている私は、

いつしか

「○○さん(私)が保育の補助に入ってくれるから安心する🤗」

「今日もクラスに入って、手伝ってくれてくれてありがとう」

「毎日出勤してよ〜😝(笑)」

と、正社員保育士の先生から、感謝の言葉を貰えるようになりました。

つまり

「毎日いるかどうか」

よりも

「今日は○○さんがクラスに入って補助してくれるんだ!」

「じゃあ安心だ☆」

と、

“毎日いない事を上回る価値”を、正社員保育士に提供できれば勝ちです。

疎外感は自分でなくしていけるんです。

具体的に私は、

・次の保育行動予想をして、正社員保育士に頼まれる前に「○○用意しときますか?」と聞く

・掃除や整頓を誰よりも丁寧にこなす

・補助に入ったクラスの子供に、いつも穏やかに優しく接する

・余裕があったら、自分の仕事プラスアルファーで補助に回る

・聞かなくても仕事ができたとしても、積極的に正社員に質問して、仕事の意欲を見てもらう(←あざとい意味ではなく)

・子供の体調など、正社員と共有しといた方がいいと思われる情報を積極的に提供する

・複数のパート保育士で仕事をやる際に「みんながやりたがらない雑務」と思われる方を、あえて積極的に選ぶ

なんかを実践しています。

なぜ、これだけで評価が上がるのか?

答えは

「パート(非常勤)だから、責任もないし」

という働き方の人が、一定数いるから。

実際今の保育園でも、今までそういったパート保育士の方々が沢山いたそうです。

だからこそ、正社員の先生も

「パートの先生は辞めるかもしれないし、仕事の責任感も私達とは違う…」

と、パートと正社員の差を感じていて、それによる心の距離も生まれていたんだと思います。

そんな“パート”という勤務形態であるゆえ、疎外感を感じるかもしれないけれど。

でも自分なりの精一杯を相手に表していれば、分かってもらえるんです。

これはきっと、パート保育士に限った話ではなくて。

私もアラフォーになって、ようやく仕事の本質みたいなものが見えてきた気がします。

・信用してもらえる、評価してもらえる

・「どうせ毎日いないんだから」と思わせない

そのためには、どうすればいいのか

を、頭を使って考える。

これができれば、どこの職場でもあなたを必要としてもらえるのではないかと。

そもそも、パート保育士側が勝手に「疎外感」を感じているだけで、正社員保育士からしたら、そんなものは元々存在しないのかもしれない。

だって、ある程度の規模の保育園であれば、正社員と同じくらいのパート保育士がいるんです。

つまり、パート保育士は、圧倒的マイノリティーではない。

実際パート保育士の補助がないと、正社員の先生だって一人ではクラスを回せないんです。

そして正社員保育士の方だって、

「ただ選んでいる働き方の選択が違うだけ」

ということを、基本的には皆さん分かっていると思うんです。

家庭を持って働いてる正社員の方もおり、パートという選択肢の理解も深い。

「パート勤務で(毎日出勤じゃないから)情報共有ができない」

という疎外感があれば、その都度聞けばいいんです。

私も最初はこのことで仕事のやりにくさを感じ、毎回イライラしていました。

「変わったなら教えてよ」

「パートにも子供の情報共有させてよ」

って。

でも、

・教えても教えてもきりがない(日々変わる子供達や、仕事のやり方)

・パート保育士が多すぎて、誰に何を伝えたか把握しきれない

・その都度、質問してくれたら答えるから

という、園側の都合も分かります。

・こういうことでも疎外感を感じる。

・完全に、情報や変更事項を把握した上で働きたい

ということであれば、やはり正社員保育士になるしかない。

正社員のメリット+(プラス)パートのメリット

の享受はできないんです。

何かを諦めるしかない。

これができないと、どこで働いても不満しかでてこないような気がします。

★★★★★

ということで、今回はパート保育士が感じる疎外感についてでした。

私も実際に感じたことがあるからこそ、思うことがあり、記事を書きました。

確かにパート保育士は、疎外感を感じやすい労働環境であることは確か!

でも、それを変える事ができるのも自分。

自分の最大の勤務態度を見せれば、心ある人ならば、きっと分かってもらえます。

それでも、どうしてもアウェー感を拭えないのであれば…。

その時は、職場を変える選択肢もありかと。

あなたに合う職場はきっとあると思います。

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