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保育園から小学校への入学ギャップの現実

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保育士の仕事

こんにちは😊

独学で保育士資格を取得後、保育園でパート勤務をしている保育士ママです。

今回のテーマは【保育園から小学校への入学ギャップの現実】です。

11月🍁になり、そろそろ保育園でも子供達の「次の学年への準備期間」が見えてきた今日このごろ。

特に年長さんは、4月から小学生ということで。

もうね、子供にとって「小学校入学」って、「大学生から新社会人になる」くらい人生の一大イベントなんですよ。

ダラダラ過ごしていた気ままな大学生から一転、社会人になると

・毎日同じ時間に

・同じ時間に起き

・同じ場所に行き

・その日一日の課題をこなす

日々…ですよね?

年長さんも同じなんです。

保育園それまでは

「イェ〜イ!今日は何して遊ぶ〜?✨」

(≧∀≦)

な〜んて言ってたのに(笑)

小学校に入学した瞬間、経験したことのない集団生活に縛られることになるんです。

特に公立小学校は(←※はい。娘の公立小学校でもがっつり経験済みです😩)いわゆる軍隊教育のようなものが始まりますのでね。

①整列やあいさつの指導に始まり、

②持ち物の規定、

③生徒がやって良い事・悪い事。

④先生への服従と

⑤学校生活全般のルールを絶対に守ること。

“文科省の管轄である幼稚園上がりの子”は、まだ小学校への移行もスムーズなんですよ。

ある程度教育された状態で入学するのでね。

でも保育園は“厚生労働省の管轄の施設”であり、

「保育を必要とする乳児・幼児を日々保護者の下から通わせて保育を行うことを目的とする施設」です。

教育も行いますが、感覚的にあくまで保育がメイン。

※これは、娘が幼稚園に通っていた経験から、両者の違いを多々感じるのです。

ではなぜこんなにも、公立小学校は軍隊育成施設のようなのか??

それは公教育制度が始まった約150年前に、富国強兵のために、大量の子どもたちに大量の知識・技能を一気に学ばせる必要があったから。

今でもその名残りとして、公立小学校には

・多くの規律

・先生への服従

・みんなで同じことをやろう精神

なんかが残っていますよね。

これが、保育園児を悩ませていると私は思うのです。

生まれてからずっと、自分の気持ちに素直に過ごしていたのに。

小学校に入学した途端、規則に縛られる。

年に数回ある娘の小学校の授業参観にも、6年間欠かさずに出席しましたけども。

授業中は、総じてみんな目が死んでいる。

(-_-)

見ていて可哀想になるほどに。

この経験から、私は

「子供に関わるなら、小学生じゃなく幼児がいいな…」

って思ったんです。

もちろん。

日本の近代化の過程で、「最も効率の良い教育法」として今のシステムが採用され、結果として「だから日本はこんなにも上手くいった」のだと思いますが。

でも、その弊害として

みんなと違うことを恐れない人

これがやりたい!と言える人

が、極端に少ない小学生以上の子供達。

これからは、日本でも必ず「自分の意見が言えること」が重視されていきます。

(AIの発達により、ググれば分かることだけ勉強しても無意味)

「美人なら、もうそれだけで人生勝ちでしょ〜」と思われる、“世界一の美人”を決める「ミス・ユニバース」なんかの大会でさえ

「〇〇についてどう思う?」

「あなたの意見は?」

「あなたは何ができるの?(得意なことは?)」

と必ず聞かれています。

自分の意見を持つことは、マストなんです。

「顔とスタイルが良けりゃ、中身スッカラカンでも評価される」

なんて、日本ぐらいなのかも。

むしろ

自分の意見を言わず、周りに併せて空気を読んだ行動をする奥ゆかしい人

「やまとなでしこ(美人の定義)」みたいな風潮まであって。

変わった国ですね。

そんな日本にいる未就学児の子供達よ。

「小学校だけが人生の全てじゃない!」

「今のうちから“好きなものはこれだ!”と言える自分でいて!」

と、声を大にして言いたい。

小学校に馴染めないなら馴染めなくてもいいじゃないか。

保育園でキラキラな笑顔を向けてくれる子供達。

自分のやりたい遊びを、毎日飽きもせず続けている子供達を見るたびに、

「何が子供にとって何が1番大切か?🤔」って考えたら、この

「自分の気持ちに素直に生きること」

だよなぁと思うのです。

せめて子供時代はね。

がんじがらめなルールに縛られ、思考が停止することが、

授業参観での「死んだ目」に繋がっているのだから。

保育士

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