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保育士でも合わない子供はいるのか?

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保育士の仕事

こんにちは。

独学で保育士資格を取得後、保育園でパート勤務をしている保育士ママです。

今回のテーマは【保育士でも合わない子供はいるのか?】です。

「これから保育士として働こうとしているが、実際自分と合わない子供っているのかな…?💦」

もしくは

「保育士として働いているけど、合わない子供がいる…🤔」

そんな方に、少しでも参考になればいいなと思い、このテーマを選びました。

まずは先に結論から。それは…

保育士の言うことを聞いてくれない、など

“やりにくい子供”はいる。でも

「合わない」と決めつけたらそこで終わり。

合わないではなく、合わせる。

と、私はそう思っています。

“諦めたらそこで試合終了”みたいな言い方になりましたが、3年以上保育士として勤務した経験から、そこで感じたことを今回は書いていきたいと思います。

最初に綺麗事を書いてしまいましたが、私は保育園で

「この子は手強いぞ😥💦」

と感じる子に対しては、特に意識して保育をしている事があります。

それは、その子をよ〜く観察すること。

・何をすると楽しそうにするのか

・何が好きなのか

・何をされると嫌がるのか

・その子の動くリズム(ゆっくり?チャキチャキよく動く?)

・やりがちな行動(よく怒っているなど)

・どんな事を自分でやりたがるのか

・保育士に対しての態度(心を閉じているか等)

・親からの愛情をたっぷり受けているか

・その困った行動は保育士を困らせたいのか、まだ物事の理解が見発達なのか

など。

この当たりをよく観察するようにしています。

すると、“この子はどうしてあげるといいのかな?”ということが少しづつ見えてきます。

もちろん上記の事がすぐに全て見えてくる訳ではないので、ここまでじっくり観察したら、トライ&エラーでその子への対応を考えます。

例えば、まだまだ遊びたい!と駄々をこねている子がいるとします。

「何でワガママを言ったんだろう🤔」

と考えた時に、最近情緒が安定せず、甘えたい気持ちから来る行動だと思われた場合は、まずは思いっきりラブラブしてコミュニケーションを取ったあとで

「今度は○○をするよ〜♪」

と、次の場面へ誘います。

すると、意外とすんなりこちらの話を聞いてくれたりします。

これが

「この保育士はどこまでワガママ聞いてくれるかなぁ?😏」

と、試して言ってくるタイプだったら。(笑)

結構賢いタイプの子にありがちな行動ですけど、明らかに“試されてる”と感じる時は、きちんと目を見て

「今は○○をする時間だよ」

と真顔でお話しをします。

すると頭が良く理解力も高いので「その手は私には通じません」という、こちらの無言のメッセージ

もきちんと受け取り理解します。

つまり何が言いたいかというと、

こちらが掛けるべき言葉は、言う前からすでにある程度決まっているのではないか?

ということ。

一人ひとりオーダーメイドで、しかもその都度その瞬間に考えてから言葉を選んで言う。

それってとっても難しいことだけど、「この子はやりにくいわぁ」と決めつけるのではなく、まず目の前の子を理解しようと努力する。

まずはそれをしてあげるのが、結局自分にとっても子供の行動として返ってくるのではないかなぁと。

「何を考えてるか分からない」みたいな子供がいたら、苦手だと感じる保育士も多いかもしれませんが、私はむしろ「見つけた!😄☆」と思って面白がって見てしまいますね。

この子は何が好きなんだろう…?

何でこんなこと言うんだろう…?

ああでもない、こうでもない、もしかしたらこうなのかも…と、保育をしながらめっちゃその子を観察して(笑)。頭の中でキャラクターを想像してみたりして。

「こんな子もいるんだぁ〜。また私の中の子供のサンプル数が増えたわぁ」と、

“人間そのもの”に興味があるので、こういうことがむしろ楽しくて。

もちろん時間のない時などはそんな悠長なこと言ってられず、イライラすることもあります。

でもそれは、間違いなくその子が悪い訳ではない。

自分の仕事環境だったり、単純に私の仕事のやり方のせいだったり。

でも考えてみれば、その子供にしたって

「僕はこの保育士を指名します👆あなたが僕を保育して下さい」

って言った訳でももちろんなく、勝手に当てられたのがたまたま私だった訳で。

もちろん合わなかったとて

「何だか僕に合わないので😒、他の保育士にして下さい」と、チェンジできるはずもなく。

まぁたまに「僕は○○先生がいい」とキャバクラのご指名かのように宣言し、

「うち、そういうお店じゃないんで✋」って言われてる子供もいますが。

せっかくの縁で出会ったのだから、嫌がられないよう気持ちよく保育したいなぁと思っています。

大切なのは、そもそも私が「合う」とか「合わない」とか言える立場にない。ということ。

言葉にできていないだけで、相手だって思う権利もあり立場は同じ。

★★★★★

今回は、保育士でも合わない子供はいるのか?というテーマで書いてみました。

まだまだ未発達で、自分をよく見せようと飾ったりしない、人間味あふれる子供達。

だからこそ保育園には、大人社会よりもいろんなキャラの子達がいます。

まずは相手を知って、そのままを受け入れるところから…。

保育園で働いていると、人として人間関係を築く上で大切な事に気づかせてもらえる気がしています。

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