こんにちは。
独学で保育士資格を取得後、保育園でパート勤務をしている保育士ママです。
今回のテーマは【パート保育士の仕事内容③指導監査がある日】です。
保育園では、年に1度一般指導監査と呼ばれるものが行われます。
これは
・保育士配置基準を満たしているか
・保育料や現金の管理がきちんとされているか
・子どもの安全や衛生が保たれているか
・防災やその訓練に対する体制が取れているか
・就業規則が守られているか
など児童福祉法に基づき、設備や運営に関する基準を満たしているかを自治体の担当職員が保育園の視察をし、改善点があれば指導や助言がなされるものです。
他にも必要書類を見せたり、保育現場を案内したり、「○○な時はどうしてますか?」などの質問に答えたり。
基本的には園長先生など責任者が対応に当たりますが、当然私達パート保育士も、監査の日はちょっと緊張します😂(笑)
例えると、我が家にお姑さんが遊びに来た時のような緊張感とでも言えばよいでしょうか。
当然
「とびきりいいとこ見せなきゃ✨」
な日ですよね。
もちろん掃除も抜かりなくやります。
「あなた、いつもそんなとこまでやらんでしょ!😒」
ってとこまで、前日までにとにかくピカピカに。
出しっぱなしの荷物も見えない所に仕舞いましょう。
当日ピンポーン♪と到着されたら、とにかくおもてなし💦
↑…え?いや、保育園の話ですよ🙄💧
ですが私も当日出勤するまで、その日が監査の日で担当者がやってくることを知らなかったんです。
「あれ?今日はいやに職員の数が多いな…🤔??」
と。
すると先輩職員に
「今日は年に1度の監査だからね〜💦」
と言われ。
あ、なるほど。
以前の保育園でも、監査の日に出勤したことがあるので分かるのですが、その日はやはりパートを含め職員全員が
「視察の担当者の前でミスをしてはいけない」
みたいな暗黙の了解と緊張感がありまして(笑)
シフト担当者も、当日は完璧な職員配置で臨むべく、そのような人数構成にしたようです。
園長先生からも
「もうすぐいらっしゃるから、みんな今一度子どもへの声掛けとか言葉遣い気をつけてね〜!☝」
とのお言葉もありました。
・オムツを替えるときも、脱いだオムツは脱ぎっぱなしにせずにすぐに捨てる。
・子同士のトラブルが起きないようにいつも以上に目を配る
・手が少しでもあいたらこまめにクイックルワイパーなどで床掃除(ほこりを見せない)
など、いつもより少しだけよそいきなモードで働きました(笑)
ですが特にパート保育士は、いつもより多めの正社員が出勤していたことにより、必然的に保育メインというより掃除や正社員フォローという形になりました。
なので、ゆっくりいつも手が回らない備品の補充をしたり、隅々まで消毒作業をしたり…。
↑それはそれで、マイペースにできて楽ちんだったりして。
そんな年に1度の指導監査ですが、先日福岡県の双葉保育園で、バスの中に取り残され5歳の男の子が熱中症で亡くなる事件がニュースになりましたよね。
そんな重大な問題が施設で起きた場合は、一般指導監査とは別に、特別指導監査というものが入るそうです。
保育園の職員の間でも、このニュースは同じ業界の話ということで、話題になっていました。
普通は子どもが登園していなければ確認するし、途中でいないことに気づいたのならば当然探します。
まともな保育園であれば起こり得ないこと。
事件当日のドライブレコーダーだけ、なぜか無かったようですし、管理体制等々…色々闇は深いです。