こんにちは😊
独学で保育士資格を取得後、保育園でパート勤務をしている保育士ママです。
今回のテーマは【おいしいハンバーガーのこわい話】です。
先日『おいしいハンバーガーのこわい話』というタイトルの本を読んだんですが…💧
面白いのはここから。
手に取った時は
「はいはい。どうせ、“いかにファストフードが体に悪いか”を説いた啓発本なんでしょ〜?🙄」
って思ったんですが。
ところがどっこい、読み始める前に著者のプロフィール欄を見てみると…
好きな食べ物はフライドポテト・チーズバーガー・チョコシェイク
…って書いてある!!!(゚д゚)!(゚д゚)!(゚д゚)!
…はい?
どういうことですか??
俄然興味が湧いてきた私は、とりあえず読むことに。
その本によると、
食べ物の好みが決まるのは子供時代である
という事が、フィラデルフィアの科学者ジュリー・メンネッラによって明らかにされているそうです。
子供の頃に慣れ親しんだ食べ物の匂いは、人の心に強烈な印象を刻みつけるそうです。
だから子供用バーガーとしておもちゃ付きのハッピーセットを売り、子供の頃からハンバーガーの味を覚えさせ、
「美味しい!また食べたい!」
という激しい欲求を呼び起こそうとしている、とのこと。
ハッピーセットは「子供も楽しめるように」ではなく「数十年に渡ってハンバーガーのファンになってもらうための戦略」だったんですね。
最新の研究では
生まれる前から、食べ物の好き嫌いは作られ始めているのではないか??
と言われてるんだとか。
どうやら、母親の食べた物の味が、子宮の液体に染み込む可能性があるらしく。
胎児は当然、子宮で育つ間にその液体を飲んでいます。
ということは、妊娠中の母親が好んで食べていたものは、そのまま「慣れ親しんだ味」として子供に受け継がれる。
まぁ「辛党な好みな母親から、甘党の子供が生まれる」ということもあると思うので、一概には決まらない事かもしれないですが。
とはいえ、匂いと記憶は結びついているので。
子供の頃に慣れ親しんだ食べ物の匂いは人の心に強烈な印を刻みつける
ということは大いにありえることかと。
怖いですね〜💦
「ファストフードばっかり食べると体に悪いわよ!😠」
と母親がいくら正論を言ったところで、
「食べたい!」という欲求を前にしては、感情で動きがちな子供には効果も低めかと。
因みに、ストロベリーシェイクには一粒のイチゴも入っておらず、人工いちご香料などの化学物質でイチゴの味付けをしているとか。
ポテトやハンバーガーにも、同じように化学物質が使われているのは、皆さんの想像通り。
(↑あの中毒性のありそうな味…、絶対何か入ってそうですもんね🤔)
またコーラやペプシ、ドクターペッパーなどの清涼飲料水には、カフェインが入っており、子供が摂ると怒りっぽくなったり、頭痛が生じ眠れなくなることもあるそうで。
ということで、
いかに子供時代に栄養バランスの整った、体に良いとされる食事をするか
ということが最重要課題になってくるかと。
コロナ禍の今、食事をテイクアウトする事も増え、手軽に買えるファストフードの売上が、むしろ以前より伸びている😳
そうですが。
最近アマゾンプライムで見た、食のドキュメンタリー番組によりますと。
最近の子供達の発育がいいのは、主に海外輸入肉に見られる「成長促進剤」を打たれた安価なお肉を口にしているからだとか。
幸い、保育園の子供達は、栄養士や調理師さんの作った美味しい手料理を毎日食べています。
当然栄養バランスは、管理栄養士さんの考えたメニューによって完璧✨
(※因みに15時に出るおやつも、市販品ではなく手作りです)
子供の頃にいかにきちんとした食事を摂るか
ここの大切さは、保育士の資格試験勉強でも、嫌というほど学びました。
正直、まだ実際に保育園で働く前の私は、
「へぇ〜(。・_・。)そんな科目もあるのね」
ぐらいな認識でしたが。
「子供の食と栄養」という科目を勉強してから、俄然興味が湧いてきて。ლ(´ڡ`ლ)
保育園の現場で働く今は、「しっかり食べさせる事がいかに大切か」をきちんと理解した上でお仕事できている気がします。
それがやりがいにも繋がっていたりして…💕
★★★★★
ということで今回は、おいしいハンバーガーのこわい話でした。
子供は基本的には
「自らの意思で口にするものを選別する」
ということができません。
あくまでも与えられたものや、自分の周辺の環境に大きく左右され、好みも決定されていきます。
これは「食」に限った話ではなく、学びの環境なんかも含めて、全てに言えることですね。
ということは、子供の周りにいる大人次第なんです。
我々大人が、子供達に少しでもいい影響を与えられますように…😌✨